公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

チゴユリ

(ユリ科 新体系ではイヌサフラン科)

 

撮影日 2021-04-19

植物のある場所 ロックガーデン

ただいま臨時休園中です
休園中につき直接ご覧いただけませんが、今年の開花状況をご案内するため掲載しております。

山林に生育する多年草で、しばしば群生します。ただし地下茎が毎年枯れて先端の芽だけで越冬し、群落をつくる個体は毎年入れ替わっているので、疑似一年草と呼ばれる場合もあります。
茎は高さ5cm-15cmの小さな草で、通常、茎は枝分かれせず先端に1つだけ花をつけますが、画像のチゴユリは枝分かれして2つの花をつけています。枝分かれする性質の強い系統をエダウチチゴユリと呼んで区別することがあります。
新しい分類体系においてはユリ科ではなくなりましたが、その花は6枚の花被片を星型に広げて可愛らしいユリの花を思わせ、稚児百合の和名を戴いています。
【分布】千島列島南部〜九州、朝鮮半島ほか

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