季節の花(東京都薬用植物園)
ニオイイリス
(アヤメ科)
撮影日 2021-04-19
植物のある場所 染料香料植物区
休園中につき直接ご覧いただけませんが、今年の開花状況をご案内するため掲載しております。
乾燥した気候を好む多年草で、地下にショウガのような根茎があります。乾燥させた根茎が芳香をもつことから、香料植物として古代より用いられていました。
伊国フィレンツェ(=フローレンス)で中世に栽培され、学名 Iris florentinaの種小名florentinaもフィレンツェにちなんでいます。
【別名】オリス(orris)、シロバナイリス、ニオイアヤメ
【利用部分】根茎
【用途】洗濯、歯磨きの香料など
【成分】精油(イロン、ゲラニオールなど)
【原産地】ヨーロッパ南部