急斜面や崖のようなところに多く生育する常緑高木です。葉が輪生状につくことが和名の由来となっています。また樹皮に含まれる粘質を取り出して「とりもち」を作ることに使われてきました。このためトリモチノキの別名もあります。 ヤマグルマ科は材に導管をもたず仮導管のみを有しており、被子植物進化の初期段階をとどめていると考えられています。 【分布】本州山形県以南〜沖縄、台湾、朝鮮半島南部