季節の花(東京都薬用植物園)
コンニャク
(サトイモ科)
撮影日 2022-05-17
植物のある場所 入口付近藤棚下
地中に球茎(塊茎とする場合もあり。いわゆるコンニャクイモ)を形成する多年草です。食品としてのこんにゃく製造には、花が咲く前の、3年目くらいまでのイモを収穫して用います。
それを過ぎて4~5年目に入り、大きく育った球茎からは、葉ではなく花が出てきます。花が咲くと大きな球茎は枯死・消滅し、分球して再び小さなイモから再出発します。
開花の最盛期には特異な匂いを発し、送粉者である甲虫類やハエ類を誘引します。
【原産地】東南アジア