公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ケジギタリス

(ゴマノハグサ科 新体系ではオオバコ科)

有毒植物

 

撮影日 2022-05-16

植物のある場所 製薬原料植物区

渋い褐色系の花をつけるジギタリスの仲間です。茎や葉、花冠に毛の多いことから「毛ジギタリス」の和名をもつほか、学名からジギタリス・ラナータとも呼ばれます。
ピンクや紫色の目立つ花で園芸草花としても利用されるジギタリス(D. プルプレア)と同様に強心配糖体を含み、薬用であると同時に、使い方を誤れば生命にかかわる有毒植物でもあります。
これらの成分および製剤は専門家による管理監督のもとで用いる必要があります。
【有毒部分】全草
【薬用部分】葉
【用途】心不全等に用いる強心配糖体製剤の原料。ただし自己判断による使用は危険
【成分】強心配糖体(ジゴキシンなど)
【原産地】ヨーロッパ

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