公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ハブソウ

(マメ科)

 

撮影日 2024-08-06

植物のある場所 民間薬原料植物区

「はぶ茶」は、本種の種子を用いていたことからその名がありますが、現在では同じマメ科で収量の多いエビスグサの種子を主に用いています。
花はマメ科に広く見られる蝶形花ではなく、エビスグサ同様に5枚の花弁がはっきり判る形をしています。エビスグサの花よりも大きく開くため、その様子がいっそう良く判ります。
【生薬名】ボウコウナン(望江南)
【薬用部分】種子
【用途】民間療法では健胃、緩下などを目的に煎用される。 虫刺されに生葉の汁を塗布。
【成分】タンニン、粘液質、脂肪、アントラキノンほか
【原産地】熱帯アメリカ

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