公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

センニンソウ

(キンポウゲ科)

有毒植物

 

撮影日 2024-08-10

植物のある場所 有毒植物区ほか

山野の陽当りのよい場所や都市部の道端などに生える、つる性の多年草で、葉柄を他のものに巻き付けて成長します。
初夏から秋まで長い期間、花が見られます。しばしば、花に芳香を持つ個体もみられます。
園芸植物のクレマチスと同属であり、原種系クレマチスとして栽培されることもあります。
キンポウゲ科の大部分がそうであるように、本種も有毒植物であり、茎や葉の液汁に触れると皮膚炎を起こします。また雨の日に花粉が付着した場合も、同様に皮膚の炎症を起こすことがあります。
本種を含め、クレマチスの手入れの際は、手袋や保護めがねなどを着用することが望ましいです。
【有毒成分】プロトアネモニン
【原産地】日本、朝鮮半島、中国

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