草原、湿原などに自生する多年草です。オニユリに似て橙色の花を下向きにつけますが、花が若干小型で、葉の付け根に珠芽(ムカゴ)を生じません。 ユリ属の鱗茎は「ゆり根」の名で食用とされますが、中でもコオニユリの鱗茎は、苦味などが無く食味良好とされ、食用として生産・流通する「ゆり根」は、このコオニユリであることが多いです。 【原産地】北海道から九州、東南アジア