公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ウイキョウ

(セリ科)

 

撮影日 2023-06-13

植物のある場所 漢方薬原料植物区

ヨーロッパ原産の多年草で、高さは2mほどになります。葉は糸のように細く裂けて青白みを帯び、花は黄色です。
西洋のハーブ「フェンネル」の名でも知られ、洋の東西ともに薬草として使われてきました。
薬用部分は果実(タネに見える部分)です。葉や果実は、魚料理の匂い消しなどにもよく使われます。
【生薬名】ウイキョウ(茴香)
【薬用部分】果実
【用途】漢方処方用薬:芳香性健胃(安中散)
    生薬製剤として胃腸薬に配合される。
【成分】精油(アネトール、エストラゴール等)

新常用和漢薬集「ウイキョウ」

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