マーガレットやフランスギクに似た、花径5-6cmほどの、一重の白い頭花を咲かせます。頭花の内部にある胚珠(種子になる部分)にピレトリン等の殺虫成分を含んでいます。 合成ピレスロイド剤が殺虫剤として普及する昭和30年代まで、瀬戸内海の島などにおいて大規模に栽培され、輸出もされていました。 【生薬名】ジョチュウギク(除虫菊) 【薬用部分】頭花 【用途】蚊取線香など殺虫剤の製造原料 【成分】テルペノイド(ピレトリン等) 【原産地】バルカン半島