季節の花(東京都薬用植物園)
ベニバナ
(キク科)
撮影日 2024-05-18
植物のある場所 ふれあいガーデン、漢方薬原料植物区
開花直後は黄色く、次第に赤く変化します。
頭花を構成している管状花を生薬として、また紅色染料として利用します。
種子から採れる脂肪油は、食用油(サフラワー油)として利用されます。
観察時は葉や総苞片の鋭いトゲにご注意ください。
トゲのない品種もあって観賞用・切花用とされますが、染料用・薬用としてはトゲのあるベニバナを用います。
【別名】スエツムハナ(末摘花)
【生薬名】コウカ(紅花)
【薬用部分】管状花
【用途】漢方処方用薬:婦人薬(折衝飲)
【成分】紅色色素(カルタミン)
【原産地】中近東とされる