公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ゴマ

(ゴマ科)

 

撮影日 2024-08-31

植物のある場所 ふれあいガーデン

ゴマの原産地は熱帯アフリカのサバナ地帯とされ、ここから世界各地へと伝播しました。
紀元前3000年にはエジプト、メソポタミアなどで用いられ、日本へは6世紀ころ入り、8世紀奈良時代には、すでに主要作物となっていたようです。
平成23年(2011年)施行の第16改正日本薬局方から、日本薬局方収載生薬となりました。
日本薬局方では、生薬として「ゴマ」を収載している他、植物油として「ゴマ油」も収載されています。局方品のゴマ油は「紫雲膏」等の外用剤の基剤として用いられます。
黒ゴマおよび金ゴマの花はピンク色、白ゴマは花も白色です。
【生薬名】ゴマ(胡麻)
【薬用部分】種子
【用途】漢方処方用薬:滋養強壮(消風散)
【成分】リグナン類(セサミン他)、脂肪油など
【原産地】アフリカ

新常用和漢薬集「ゴマ」

 ゴマ 一覧  ゴマ科 一覧 

和名検索        

▲このページの最上部へ