公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ソバ

(タデ科)

 

撮影日 2024-10-19 見頃!

植物のある場所 ふれあいガーデン

ピンクの花の品種

栽培ソバの原産地は、東アジア北部、あるいは中国雲南地方など諸説があり、わが国へは8世紀頃には(一説によると縄文時代には)既に伝来していたと考えられています。
新蕎麦は秋の楽しみのひとつですが、植物としてのソバは種まきから1か月ほどで開花、2か月余りで収穫できる生育の速さと、痩せた土壌や寒冷な気候でも生育することから、救荒作物としても人々の生活を支えてきました。
花弁のようにみえる白い萼片は5個、おしべは外周に5個、内周に3個の合計8個、めしべは1個で3つの部分(心皮)からなり、「そばの実」としてよく知られる三角錐型の果実となります。
本年は、ピンク色の花をつけ、主として観賞用に親しまれる品種(高嶺ルビーNeo)も、隣に植栽しておりますので、併せて御覧ください。

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