公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

レモンエゴマ

(シソ科)

 

撮影日 2024-10-01

植物のある場所 ロックガーデン

山地の林道沿いの半日陰などに多い一年草です。高さは20cmから50cmほど、姿はエゴマやアオジソに似て、地上部を触れるとレモンのような香りのあることが和名の由来です。
我々人間には好ましい香りと感じられる一方で、多くの草食動物には忌避される匂いであり、ニホンジカなどによる食害を受けにくいという報告があります。
茎や葉柄、葉の主脈は、多くの場合やや紫色を帯び、花は淡紅色です。開花初期は苞葉が白っぽいため、花序が目立っています。
1913(大正2)年、東京・高尾山を訪れた牧野富太郎が発見、命名した植物として知られます。
【分布】本州宮城県以南の主に太平洋側から九州

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