キク科シオン属で、東海地方以西の乾いた草原にみられる野草であるヤマジノギクを、大分県農林水産研究指導センターの花き研究所にて、50年以上の年月をかけて品種改良し、園芸化した花です。青紫色やピンクなどの花色があり、切花として、10月から12月にかけて関東・関西を中心に各地へ出荷されています。 公益社団法人東京生薬協会が平成27年より大分県杵築市において生薬栽培指導を行っております関係で、展示用として特別に同センターと譲渡契約を結び、東京都薬用植物園内に植栽しております。 【分布】本州東海地方以西・四国・九州。本種は改良品種。