季節の花(東京都薬用植物園)
オオモクゲンジ
(ムクロジ科)
撮影日 2024-09-16
植物のある場所 有用樹木区ほか
類似種のモクゲンジに比べて開花期が遅く、成木の葉に鋸歯がほぼ無い点で区別できます(幼樹の葉には鋸歯が出ます)。個々の花はモクゲンジよりも小さいものの、大きな円錐花序になり、膨大な数の花を咲かせます。
開花の最盛期には木が黄金色に染まり、園外からでも分かるほどですが、その時期は短く、速やかに袋状の果実が成長します。この果実はピンク色に染まって、その光景も美しいものです。